ローラは首輪が大嫌い

外につながれているときローラはいつも、首がもげそうな勢いで、通りかかる犬やトラックに飛びかかろうとする。
きっと首はムチウチ級に痛いと思う。
なので私は首をもみもみしてやった。
そしたらそれ以来彼女は、私のことをマッサージ師だと思っている。
姿みるや、鼻を鳴らしながら体をモップみたいにばふばふさせて
「もんでー」と吠える。

みてよ、このなやましい顔。



私ってテクニシャンかもしれない。