リッキーありがとう
ママが飼っていたリッキーが死んでしまった。老衰。
人間の食べるものはあんまり興味をしめさないお行儀のいい犬だった。
ご主人様のごはんの時間は「ちょーだい」をするが欲しいのはササミジャーキーで、
もらったら美味しそうにかじって一緒に食事の時間を過ごすのだった。
突然のかなしい知らせに動揺し、私は家にあったチーズケーキを持っていってしまった。
ちょっとだけ舌を出して、寝ているようなかわいい顔で横たわるリッキー。
枕元にはジャーキーも缶詰もお供えしてあった。
そのかわいい舌でついでにチーズケーキのことも舐めてくれたかな。
ママは涙を流しながら台所に立ってすごい量の朝ごはんを作ってくれた。
「食べて食べて」ってずっと手を動かしていた。
そうしてないとつらかったんだと思う。
だからもくもくと食べた。
私が犬だったら、ちょーだいをして毎日ママの料理を食べたい。
犬はやっぱり餓鬼なんだからなんでも食べたいはずだ。
でもそれだときっと寿命は短かっただろう。
リッキーはママと一緒に過ごす時間をおのずと大切にしたんだね。
ママのことをこれからも守ってあげてね。
去年夏
服の上から浴衣を着ていざ記念撮影と思ったら
腕につかまって腰をフリだし大爆笑!お行儀が・・・
ママに叩かれる、もっと元気だったリッキー♂♂♂