最近観た映画

・シャーロットの贈り物
豚ファンタジー。CGすごいのに抑えめのセリフがぐっとすっとスマートに届く。
シャーロットとは蜘蛛の名前だったのね。さやさん、蜘蛛は本当にいいやつでした!
二回目は吹き替えで観た。これが正解でカラスの声はなんと千原兄弟だった!関西弁を聞いてすぐにわかった!
むかし家で豚を飼っていたという母の好きな映画は「ベイブ」。
「ベイブではない豚の映画観る?」とおすすめしたら観たいというので貸してあげた。
食い入るように画面を見つめる母と父の会話。


父「この映画なんていうの?」


母「ベイブではない」


間違ってないけど間違ってる!



アマデウス
しばらくモーツァルトにとりつかれた。あの笑い方・・・
むかしばなし口調の映画に弱い。
もう済んだこと。という安心感と緊張感。
「結果的にモーツァルトベートーヴェンは同じ娼婦の梅毒で死んだ」
とメイキング解説で監督が言っていて衝撃!
男って・・・音楽家って・・・ケダモノ



キャットウーマン
人間と猫が混ざり合う兆候が、ザ・フライのハエになっていく姿を思い起こさせ、ちょっとゾっとした。
ハエに比べればもちろん猫は俄然可愛いしボンテージが格好よかったので楽しかった。
使わないと肌がぼろぼろになる常習性のある高級化粧品は現実にあるのでは?と怖くなったが
自分は高級化粧品を使ってないという事実に気づいて安心するやらキズつくやら。



・バーバレラ

これ凄かった!!華氏451に続く好きなSF映画かも!
危機感や残酷さはSMプレイと思えばいいけどお洒落な映像とはミスマッチで、
B級感はきっとわざとだ。
”エロティックSF”というより、”ハレンチ特撮”でしょう。
ヌーヴェルバーグ全盛期によくぞ作ったわ確かに!
タイトルバックの無重力ストリップはマジでやばい!
宙に浮いて宇宙服をパーツごとに自ら剥がしていき肌が露わに、
そして服と肌の隙間からタイトルや出演者のお洒落なフォントが飛び出す。美しいバカ。お見事!
監督のロジェ・ヴァディムは、ブリジットバルドー、カトリーヌドヌーヴ、ジェーンフォンダ(この映画の女優)などなどと
結婚とか離婚とか結婚してないけど子供とか、とにかくプレイボーイだったみたい。
そんな男大嫌いだけど、愛されてしまう人ってちょっと残酷なところがあるんだよな。
それをちゃんと映画で表現しちゃうんだから憎たらしいな。
いろいろすげえ映画なので必見です!



つづく